MRの仕事はきつい!?楽すぎ!?MRの業務をMRの僕が分析してみた!
MRに関するブログや口コミサイトなどをみていると、MRの仕事が「きつい!」というものと「楽すぎ!」というものを見つけることができます。
ただ、現状では「きつい」というものが多くなっているイメージで、ネット上に散見される「MR楽すぎ」という記事は少々古い記事のようにも感じます。
それだけ製薬会社の状況に変化が生じ、「きつい」と感じるMRが増えているからだと感じています。
ただ、僕はMRがこれからもなくなっていくものではないと思いますし、やりがいを感じながら働くことができる素晴らしい仕事だと思っています。
そこでここでは「きつい」と感じる理由、また「楽すぎ」と感じながら働いていくためにはどうすればいいのか、MRである僕が分析を行いました。
これからMRになりたいと考えている方、MRに限界を感じている方、転職を検討している方にとって、役に立てればと思います。
MRの仕事はきつい!?これからのMRの業務をMRの僕が分析してみた!
近年、業界再編や薬価下げなどによって製薬業界は激変し、またコロナ禍で今までのような営業ができなくなったMR。
大リストラの嵐が吹き荒れる中で「きつい」と感じる理由も、僕にはもちろん理解ができます。
ただ、周りのMRの動きも観察していると、「きつい」と感じている部分には個人差が大きいことが分かります。
つまり、業務に対する得手不得手が、大きな影響を及ぼしているように感じるのです。
では、どのような部分に「きつい」と感じてしまうのか、客観的に分析してみました。
医師との関係構築ができないと相当きつい
MRは営業職ですから、ほかの業種の営業マンと同様に、得意先との関係構築がうまくできなければ、これは相当きついです。
MRの場合、この得意先に当たるのが医師になるのですが、悪い言い方をすれば「ご機嫌」を取らなくてはならないような場面も少なくありません。
医師に対して「よいしょ」をするようなことは日常的ですが、一昔前であれば、ゴルフを一緒にしたり、クラブなどで夜遅くまで飲むようなこともありました。
現在ではこのような過度な接待は禁止されていますが、それでも医師とのやり取りの中で結果を出すことには変わりがありません。
どのように関係を築けばいいのか、どうやって信頼を得るのか、それはMRによってさまざまな持ち味を活かして業務を行っています。
トークなのか、容姿なのか、知識なのか。
いずれにおいても、関係が構築できないMRは、いつまで経っても「きつい」と感じてしまうことは当然のことでしょう。
結果を出せない先にあるもの
報道をみていると「上司からの圧力が強くなった」などというものを見かけます。
リストラや早期退職によってMRの人員が少なくなっても、以前よりさらに仕事の結果(営業の成果)を求められるというものです。
確かに、結果を出せない状態では、厳しい状況にあるのは間違いありません。
これもMRがほかの営業職と同様に、自社の製品をたくさん買ってもらうことが仕事だからです。
また、コロナ禍で病院に出入りが自由にできなくなったこともあり、以前のような営業スタイルだけでは結果を出せなくなってしまいました。
結果が出せないのであれば、きついと感じることは当然のことでしょう。
ただ、リモートをうまく活用するMR、薬剤に対するスキルを磨いて結果を出すMR、笑顔を絶やさずに信頼を勝ち取っているMRなどが多く存在することも確かです。

拘束時間が長くなる理由
MRの仕事がきついと言われる理由の一つに、「拘束時間が長い」というものがあります。
朝一番には打ち合わせを行い、日中は担当している病院を訪問、夜には報告書の作成や医師への面談や接待…。
さらに社内で研修や会議、勉強会なども待っています。
転勤によって、通勤時間が長くなってしまったというMRも少なくありません。
このようにみると、確かに拘束時間が長くなってしまう理由もイメージできるでしょう。
ただ、すべてのMRがこのように拘束時間が長い訳ではなく、うまく直行直帰しているMRも割と多いように感じています。
直属の上司がどのような特徴を持っているのかにも大きな影響を受けますので、こればっかりはなかなか何ともいえません。
しかし、結果を出していれば何も言わないような上司も少なくないので、やはり営業成績が業務内容にまで影響を及ぼすものであると言わざるを得ないでしょう。
MRの仕事は楽すぎ!?これからの業務の在り方をMRの僕が分析してみた!
上記においてはMRの仕事が「きつい」と感じる方の特徴を分析してみましたが、ここでは「楽すぎ」という意見に対して分析してみたいと思います。
正直に申しますと、これからMRの仕事がどんどん楽になっていく状況は、訪れるようなことはないと思っています。
ただ、それでも「楽すぎ」と感じているMRがいることも事実です。
しかし、そのMRがただ単に楽している訳ではなく、要所要所でポイントを抑えて仕事をしており、やはりMRに必要なスキルを有していることも分かります。
医薬品に対するずば抜けたスキルが必要
MRは医薬品に対する情報提供を行うことが業務の一つですが、ずば抜けたスキルを有しているMRは医師から信頼を得ていることが分かります。
そもそも医師は病院内でとても忙しくしていますので、MRの仕事内容なんて聞きたいとは思っていません。
それでも医師から信頼を持ってもらおうとするならば、医師も舌を巻くような知識を有しておくことはとても大切な考え方になります。
近年では、医師もMRに頼らずに、自身でインターネットなどを活用して情報収集していることが分かります。
それでも、それを上回るような豊富な薬剤の知識を有しているのであれば、「あのMRに聞いてみよう…」ということになるのです。
これは何も「がん領域専門MR」など、一部のスペシャリティ領域に特化した話ではなく、仮にプライマリー領域であってもジェネリックであっても同様なのです。
どこにでもスペシャリストの存在は重宝されることになるということなのです。
コミュニケーション能力の高さは重要なスキル
MRが営業職という仕事である以上、コミュニケーション能力の高さはかなり重要であるように感じます。
ただ、コミュニケーション能力と言っても、言葉巧みに営業できる技術かと言えば、そうとも言い切れません。
もちろん、トークスキルを持っているMRはとても強いのは間違いありませんが、人当たりの良さ、フットワークの軽さなど、MRの中でも差別化できる要素はさまざまあります。
特に結果を出すMRを観察していると、そのような「技」を持って、その技を自覚しているように感じます。
自身の強みをうまく活用しているということですね。
これからのMRなら、リモート営業に特化して営業スキルを身につけることも技となりますから、短時間にうまくプレゼンできるスキルがあれば「楽」に営業できるのかもしれません。

まとめ
MRの仕事が「きつい」と言われる理由や、どうすれば「楽」になるのか、さまざまな角度から分析してみました。
そもそもどんな仕事でもきつい部分があって当然だと思っていますが、それを楽にしていくことは自身の努力や工夫によって可能ではないでしょうか。
それでも、MRの仕事が「きつい!」と感じる、あるいは「もっと自分のスキルを磨きたい!」と感じるのであれば、転職を検討するのもひとつの選択肢だと思います。
「きつい!」と感じるのであれば営業活動から離れてみて薬剤師など、より患者さんに近い立場でMRの経験を活かしていけばいいでしょうし、「楽だ!」と感じるのであれば新薬開発に積極的な製薬会社などのMRを目指せばいいでしょう。
いずれにおいても、業界のことを知り尽くしているキャリアコンサルタントに相談するようにすれば、自身にあった職場を見つけられるはずです。
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