【2023最新】鳥居製薬の年収は高い？転職の募集要件や企業概要・主要医薬品も紹介！
鳥居薬品に転職してMRとして働きたいと考えていませんか。鳥居薬品は大手企業で年収も高く、働きやすい環境が整っているのではないかと思っている人もいるでしょう。ただ、鳥居薬品でMRとして働く上で、知らないことが多くてなかなか決断できないことはよくあります。この記事では鳥居薬品の概要と平均年収、取り扱っている症状や医薬品について詳しくまとめました。鳥居薬品のMRになるために必要なことも紹介するので参考にしてください。
鳥居薬品とは
鳥居薬品とは、東京都に本社がある東証プライム上場の製薬メーカーです。洋薬輸入商として1872年に創立された植野屋から始まり、150年以上にわたる経営歴を持っている老舗企業です。鳥居薬品はJT（日本たばこ産業）との協業体制を整えることで、医薬品の研究開発の促進に努めています。高度な新薬開発に取り組み、アンメット・メディカルニーズに合う創薬・製薬を続けています。近年では免疫療法薬の開発が活発に進んでいる他、指定難病などの希少疾患の治療薬も手掛けている製薬企業です。
鳥居薬品の平均年収は
鳥居薬品の平均年収は約600万円です。Openworkとenライトハウスによる口コミ情報を総合した情報で、年収範囲はおよそ250万円～1,000万円になっています。鳥居薬品では特にMR職は年収の幅が広く、平均年収は同じ600万円程度ですが、300万円台から1,000万円近い人までいるのが特徴です。鳥居薬品ではJTとの協業によって新薬開発が活発に進められているため、MRとして活躍すれば大きな年収アップを期待できるでしょう。
鳥居薬品が取り扱う薬の症状について
鳥居薬品では高リン血症、高カリウム血症、アレルギーなどのさまざまな症状の治療薬を取り扱っています。希少疾患や難病の治療にも取り組んでいて、代表例として重症筋無力症があります。
重症筋無力症は、厚生労働省の特定疾患（難病）に指定されていて、日本では16,000人ほどの登録者がいる疾患です。重症筋無力症とは筋肉が自然に分解していってしまい、筋肉量が減少して体を動かすことも、姿勢を維持することも難しくなるのが典型的な症状です。呼吸筋の減少によって呼吸困難に陥る場合もあります。重症筋無力症は自己免疫疾患によって発症する場合が多く、アセチルコリン受容体の自己抗体が原因で、筋力の低下が引き起こされています。
重症筋無力症は、初期にはコリンエステラーゼ阻害薬を使用し、症状が重い場合には副腎皮質ホルモンを投与して治療をおこないます。血漿交換や免疫抑制剤などによる治療方法も症状に応じて適用します。基本的には対症療法ですが、ステロイド剤や胸腺摘出による治療は根本治療になることもあります。
鳥居薬品が取り扱う薬について
鳥居薬品が製造販売している医薬品の中でも、歴史があって医療現場でもよく使用されている製品にウブレチドがあります。ウブレチドはコリンエステラーゼ阻害薬で、排尿困難の治療にも用いられている経口薬です。1968年に販売されて50年以上の臨床応用の実績があることから、重症筋無力症の治療にもよく用いられています。コリンエステラーゼを阻害することでアセチルコリンの血中濃度を向上させ、アセチルコリン受容体の相対感度が低下している重症筋無力症の患者の症状を緩和させることができます。投与開始時点での副作用が強いので、慎重に投与する必要がありますが、初期の経過観察をすれば副作用が安定するため、重症筋無力症の長期コントロールに適しています。
鳥居薬品の募集要件は
鳥居薬品では2023年7月の時点ではMRの募集をおこなっていません。2019年にMRを削減したこともあって、キャリア採用があまり活発におこなわれていないのが現状です。鳥居薬品のMRは腎・透析領域、皮膚疾患領域、アレルゲン領域を中心にして、すべての領域の製品を担当することになります。中途採用では少なくともこれらの3つの領域についてのMR経験が求められるでしょう。また、重症筋無力症などの難病での経験があって、鳥居薬品の開発パイプラインとマッチすれば、承認後のMR活動のスタッフとして歓迎されると考えられます。
最後に
鳥居薬品は年収レンジが広いことから活躍すれば、稼げるやりがいがある製薬メーカーなのは確かでしょう。他社があまり取り扱っていない医薬品開発をJTとの連携を通して迅速に進めているため、MRにとっては力を発揮できる魅力的な企業です。
ただ、鳥居薬品ではMRの募集があまり活発ではありません。鳥居薬品でMRになりたいならMR BiZに登録してサポートを受けましょう。MR BiZでは転職ネゴシエーションをおこなっていて、希望の製薬企業に交渉してもらうことができます。鳥居薬品にMRとして転職できるチャンスを切り開いてくれるでしょう。まずはMR BiZに登録して相談してみるのがおすすめです。
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