MR コラム 詳細記事

薬剤師への転職で年収アップできる?!収入を下げたくないMRが知っておきたい給与交渉の方法

MR転職、薬剤師転職  

「MRから薬剤師に転職したい…」

「でも薬剤師になっても年収をできるだけ下げたくない…」

「コロナ禍での転職はやめた方がいいの?」

 

MR業界は製薬業界の再編や薬価下げなどに加えて、新型コロナウイルス感染症の影響によって営業スタイルに変化があり、なかなか厳しい状況が続いています。

 

その中でも成果を求められるMRに嫌気がさし、薬剤師に転職を考える方も増えている状況です。

 

ただ、MRとしてバリバリ働いてきた方の中には、転職したいけど収入は下げたくないという考えもあるのではないでしょうか。

 

特に転職を考えている30代や40代でしたら、住宅ローンや子供の教育資金なども念頭に置いた上で転職しなければならないからです。

 

薬剤師に転職する際に、「給与交渉ができる」という事実をご存じでしょうか。

 

ここでは、転職する際にどのように給与交渉すればいいのか詳しくお伝えし、また現在の薬剤師転職の状況についてもお伝えしていきたいと思います。

 

薬剤師への転職で年収アップ!MRが知っておきたい給与交渉の方法

①転職エージェントに登録する

②MRとして経験を存分にアピールする

③キャリアコンサルタントから給与交渉を実施

  MR転職、薬剤師転職  

薬剤師への転職で年収アップを目指すための給与交渉の方法についてお伝えしていきます。

 

「そもそも、給与交渉って可能なの?」

そのように考えている方も多いのではないでしょうか。

 

求人などで提示されている額面を動かすことなどできないと考えるのは、一般的な考え方であろうと思います。

 

実際、給与交渉を転職者個人が行うことはまず不可能です。

 

ただ、薬剤師の年収相場から低めに給与設定されている薬局なども多いので、給与交渉によって年収アップが可能になるのも事実です。

 

どのように給与交渉すればいいのか、3つのステップで解説していきます。

 

①転職エージェントに登録する

転職エージェントとは薬剤師転職に特化した求人を取り扱う会社のこと。

 

転職を希望する人が無料で登録できるシステムになっており、相談料など負担を負うことはありません。

 

上記でも申しました通り、給与交渉は個人で行うことは、転職先にコネクションがあるなどでもない限り不可能です。

 

しかし、人材不足に困っていたり、あるいは相場よりも低めに給与設定しているような場合であれば、給与交渉に応じてもらう余地があります。

 

しかも、転職エージェントに属するキャリアコンサルタントであれば、常日頃から薬局やドラッグストアなどとのやり取りを行っているために、給与交渉がしやすい立場なのです。

 

例えば「もう50万円、年収が高ければご紹介できる薬剤師がいるのですが…」などといった具合です。

 

「50万円もアップできないだろう」と考えるかもしれませんが、求人の広告料を考えれば、それぐらいは可能な範囲です。

  MR転職、薬剤師転職  

②MRとして経験を存分にアピールする

転職エージェントに登録すれば、キャリアコンサルタントに相談しながら薬剤師の求人を紹介してもらいます。

 

恐らくは年収だけで選ぶのではなく、通勤のしやすさ、福利厚生、残業の有無などもふまえて考えることになるでしょう。

 

そのような外したくない希望を伝えておけば、それに見合った求人を探してもらえます。

 

特に、直近で薬剤師の退職者が出たような情報は、キャリアコンサルタントが掴んでいるケースが多く、場合によってはその退職者の報酬程度まで交渉することが可能になります。

 

実際に求人を紹介してもらったら、キャリアコンサルタントからの助言も得て、MRでの実績を履歴書や面接などにおいて存分にアピールします。

 

薬剤師の未経験者であれば、まずは給与交渉のことなど考えずに、MRでの実績アピールに全力を注ぎます。

 

評価に繋げることができれば、その後のキャリアコンサルタントからの給与交渉でもスムーズになることが多いのです。

 

③キャリアコンサルタントから給与交渉を実施

MR転職、薬剤師転職  

ここまでの状況になれば、キャリアコンサルタントから給与交渉が行われることになります。

 

キャリアコンサルタントは上記でもお伝えした通り、年収相場を知り尽くしていますから、仮に未経験であったとしても有利に運んでくれることになります。

 

ただ、それでも難しい例も存在します。

 

MRはもともと年収の高い業界であるために、薬剤師に同じような報酬を求めることは酷な話です。

 

また、②でお伝えした「実績アピール」は給与交渉に使える武器となるものですから、履歴書や面接などの対策はとても大切です。

 

しかし「土日に休みが欲しい」「残業はできない」などといった条件を付け足していくことによって、給与交渉では不利に働くことがあります。

 

では、土日の休日や残業なしでも収入を高める方法はないのでしょうか。

次の章でお伝えしていきましょう。

 

薬剤師への転職で年収アップできる?!コロナ禍での転職事情

薬剤師への転職で年収アップを目指すことは、コロナ禍において厳しい状況にあると言われています。

 

報道でもご存じの通り、感染リスクを考慮して受診控えが進んでいるからで、2020年よりも改善したとは言われているものの、戻り切っていない状況があります。

 

お客様である患者さんが少なくなっていることは、薬局やドラッグストアの経営にも大きな影響を及ぼすものになります。

 

そのような中で、本当に薬剤師転職で年収アップすることは可能なのでしょうか。

 

転職事情を踏まえながら、年収アップさせる秘訣についてお伝えしていきたいと思います。

  MR転職、薬剤師転職  

薬剤師業界コロナ禍での転職事情は

まず知っておくべきことは、上記でもお伝えした通り、コロナ禍の現在では経営状態が悪化している薬局やドラッグストアも多いということです。

 

その中で人件費を削減したいという経営者が多くなるのは当然のことであると言えるでしょう。

 

そのため、転職先で収入アップが見込めないのであれば、休日の確保や残業なし、自宅から通勤が便利などといった部分に着目しておくことも大切です。

 

というのも、現在の状況をふまえて、「副業や複業ありき」で転職を目指すMRも増えているからです。

   

副業や複業ありきで考えるのもアリ

MR時代から副業や複業に取り組んでいるという方も多いと思いますが、そのような取り組みを念頭に転職するMRも多いのです。

 

例えば、土日祝が休日や残業なしという薬局やドラッグストアであれば、副業・複業することは十分に可能です。

 

例えば、MRの経験者であれば、CROの治験のアルバイトはご存じの方も多いでしょう。

 

あるいは、土日だけ別の薬局やドラッグストアにアルバイトに行くということもできます。

 

時給で言えば2,500円~3,000円程度の求人は多数ありますので、月8回、1日8時間働くとすれば時給3,000円であれば、それだけで192,000円の収入になるのです。

 

まとめ

MR転職、薬剤師転職  

薬剤師転職で年収アップさせるための給与交渉の方法についてお伝えしました。

 

もう一度まとめておくと、次のようなステップで行うことが効果的です。

 

①転職エージェントに登録する

②MRとして経験を存分にアピールする

③キャリアコンサルタントから給与交渉を実施

 

個人では難しい給与交渉も、転職エージェントに所属するキャリアコンサルタントであれば、とても有利に話を進めてもらうことができます。

 

どのような戦略で給与交渉すればいいのかについては、十分に相談しておくといいでしょう。

 

また、副業や複業ありきで転職を検討することも一つの考え方です。

 

薬剤師に限らず、自分のやりたいことに取り組むことができますので、充実したライフスタイルを考えているのであれば、おすすめの働き方でしょう。

MR・薬剤師の方は、下記から自分に合ったエージェントを見つけて登録し、定期的に情報を得ることがキャリア成功の近道です。by 薬剤師・MRキャリア研究所

【PR】MR BiZ

MR専門の転職サポートサービスです。勤務地・給与・領域などの交渉も含めてサポートしてくれます。主要製薬メーカーの最新動向や求人速報を100%網羅しているので、登録することでMRの方の転職市場の視野が広がることは間違いありません。直近で転職を考えているMRの方から、少し先の時期だけれど、じっくり転職について考えたい方まで、幅広いサポートを受けられます。まずは登録することを強くおすすめします。

【PR】JAC

JAC Recruitmentは日本で30年以上、約45,000件もの求人案件数を紹介しています。あらゆる業界・職種の企業の求人があります。専門職や管理職の方であっても、1人1人に合った求人のご案内が可能です。1,200名ものコンサルタントが直接、企業・求職者の双方とコンタクトをとる体制となっております。そのため、求人のスペックだけではなく、社風や部・課・チームの雰囲気など気になる情報もお伝えすることが可能です。