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コロナ禍で薬剤師転職の難易度が急上昇!?MRが薬剤師転職を成功させる3つのポイント

薬剤師に転職するMRが増えていますが、コロナ禍で少々状況が変わってきているようです。

 

というのも、コロナ禍で収益が悪化した薬局が増え、薬剤師転職の難易度が上っているのです。

 

薬剤師の資格を持っているMRであれば、今後のキャリアとして考えている方も多いでしょう。

 

務めている製薬企業の状況によっては、早く薬剤師に転職したいと考えている方も多いのではないでしょうか。

 

現在の薬剤師転職の状況はどのようになっているのでしょうか、またベストなタイミングはあるのでしょうか。

 

詳しくお伝えしていきましょう。

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コロナ禍で薬剤師転職の難易度が急上昇!?

コロナ禍で収益が悪化し、薬剤師の求人が減っていると言われています。そのような状況で、条件のよい求人については難易度が高いと言われているのです。

 

どのような状況になっているのか詳しくお伝えしていきましょう。

 

コロナ禍で薬剤師転職の難易度が急上昇!?その理由

新型コロナウイルス感染症の影響によって緊急事態宣言などが発令され、全国的に外出を控える方が多くなりました。

 

2020年と比較すると、「自粛疲れ」などと報じられるように外出も多くなりましたが、病院やクリニックなどに受診を控えている方は依然として少なくありません。

 

そのような影響を受け、経営状態が悪化しているという薬局が増えているようです。

 

特に、中高年の場合、生活習慣病などで通院しているような状況や、腰痛などの慢性痛などであれば、すぐに通院しなくても大丈夫だろうと受診控えをしているのです。

 

実際、薬局での状況をお聞きすると処方箋枚数がかなり減少していますし、収益が悪化していることが見受けられます。

 

ただ、ワクチン接種が進む中で状況は恐らく改善するのではないかと考えられます。

 

そのため、安易に諦めてしまうのではなく、今から情報収集に努めて、うまく転職を成功させていくことが大事であるように感じます。

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勤務している薬剤師も環境が悪化している?!

PR TIMESの記事「

~薬剤師の転職への意識やキャリア観にどのような変化があったのか~

」によりますと、実際に勤務している薬剤師にも新型コロナウイルス感染症の影響があるようです。

 

薬剤師400名に対する調査によりますと、コロナ禍で何らかの影響を感じている割合が51.3%と、半数以上が職場や仕事に対する変化を感じています。

 

どのような変化があったのかと言うと、一番多いものが「忙しくなった」というもの。

 

「コロナ禍で患者がいなくなり暇になったのでは?」と感じる方は多いと思いますが、今まで利用していた派遣薬剤師を利用しなくなり、所属している薬剤師だけで運営するようになったという薬局が多いようです。

 

そのため、薬剤師の業務が増えてしまうことになり、患者数は減ったものの、業務は多くなったということが起きているのです。

 

その次に多いのが「ボーナス」「給与」「職場に人数」の減少と続いていきます。

 

このような状況を見て、薬剤師業界に転職するのをためらってしまう気持ちも理解できます。

 

では、どのタイミング薬剤師業界に転職するのがいいのか、僕なりの見解をお伝えしていきましょう。

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コロナ禍で薬剤師転職のタイミングは?

2021年7月現在においては、東京をはじめ大都市において緊急事態宣言が発令されている状況で、まだまだ予断は許さない状況となっています。

 

2020年に大きく報道された「受診控え」ですが、受診控えをしている患者さんの中に症状が悪化したという自覚をされているケースが増えてきているようです。

 

そのため医師会から受診控えをする患者さんに対して、必要な診療である場合には控えないように呼びかけている状況にあります。

 

近年では訪問診療が増え、今後はリモート診療のケースも増えてくると予想できます。

 

薬剤師においても、訪問薬剤師が増えている状況にあり、今後も高齢化が進む中でリモート利用も含めて伸びてくることが予想できます。

 

そのような状況もあるために、ワクチン接種が進む今が転職の準備に入る一番良い時期ではないかと考えるのです。

 

MRが薬剤師転職を成功させる3つのポイント

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MRは薬剤師への転職を考えている場合、現在のコロナ禍の状況においては次にご紹介する3つのポイントを意識しておくことがいいでしょう。

 

では順番にご紹介していきましょう。

 

薬剤師スキル

冒頭からお伝えしている通り、受診控えによって経営が悪化していた薬局も、今後はワクチン接種が進む中で需要が伸びてくることは間違いないでしょう。

 

そのような状況で、求められるのは薬剤師として即戦力となる人材です。

 

MRで培った薬剤スキルと薬剤師スキルを兼ね備えておけば、薬剤師への転職も難なく成功させることができるはずです。

 

とはいっても、薬剤師の資格は有するものの、未経験であったり、未経験に近いような状況である方も多いのではないでしょうか。

 

そのような場合であれば、まずは副業・複業として薬剤師を始めてみることをおすすめします。

 

薬剤師のアルバイト・パート求人はとても豊富にあります。

 

仮に週1回~2回程度であっても、今後の薬剤師としての実績を積むためにとても重要なものとなるはずです。

 

時給は2,500円前後のものが多く、地域によっては3,000円を超えるようなこともありますので、お財布も潤うことでしょう。

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リモートスキル

2020年から急激にリモート診療が加速し、恐らく今後もこの流れは続いていくものであると考えられます。

 

まだまだ普及しているという訳ではありませんが、調剤薬局の中でもオンライン服薬指導への取り組みを見受けることができます。

 

コロナ禍において患者さんからすれば安心できる材料になりますし、また高齢化が進む中で薬局に出向く手間もなくなります。

 

特に高齢者は今後、リモート対応や訪問対応などが伸びてくることが間違いありません。

 

リモート対応については、地域福祉や家族などの協力を得て、進んでいくことになります。

 

場合によっては薬局が端末のサポートをするような場面も増えてくるかもしれないのです。

 

そのようなことから、営業において医師とリモート面談を経験してきたMRにおいてはチャンスの時期であるとも言えるでしょう。

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キャリアコンサルタントへの相談

薬剤師への転職は、キャリアコンサルタントに相談することがもっとも効率の良い転職活動になるでしょう。

 

薬剤師に特化した転職エージェントであれば、地域の薬局やドラッグストアなどの情報を知り尽くしています。

 

日々、連携を図っているキャリアコンサルタントであれば、現在の薬局がどのような状況なのか、転職を考えるタイミングはいつなのか、適切にアドバイスすることができます。

 

特に、MRからの転職の場合、収入に関すること、残業に関すること、勤務地に関すること、転職においてさまざま気になることがあるのではないかと思います。

 

それらすべて相談することができますから、これから薬剤師を目指す方のために心強い味方になることは間違いないでしょう。

 

まとめ

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コロナ禍で急速に経営状況が悪化した薬局が多くあります。

 

そのような中で薬剤師の転職事情も以前とは大きく異なっている状況が分かります。

 

ただ、コロナワクチン接種が進む中で、今後は状況が好転することも予想できます。

 

また、厳しい状況においても、従業員のことを真剣に考えもらうことができる企業も見えてきたとも言えるでしょう。

 

そのように少し冷静になって考えてみれば、今は薬剤師に転職する準備期間としてはもってもいい時期であるようにも思えるのです。

   

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