MRの転勤で田舎に!?地方勤務でおすすめしたい二拠点生活
MRは転勤の多い職種であるため、常に本社のある東京や首都圏での勤務とは限りません。
中には地方や田舎暮らしを余儀なくされる転勤が命ぜられることもあるでしょう。
「えっ…地方に転勤…」
「田舎で営業するの…」
と、都会で働いていたMRにとっては、なかなか受け入れがたい転勤かもしれませんし、場合によっては「転職しようかな…」と考えるきっかけになるかもしれません。
しかし、実際に地方や田舎でのMR業務は意外にもやりがいを感じ、仕事に就く前に抱いていたMRとしての目標や夢がかなったという方も多いのです。
そこでおすすめするのが二拠点生活。
地方や田舎での働きがいを味わいながら、都会での利便性も実感することができるというものです。
ぜひじっくりと記事を読んで、これからのMRとしての働き方を見つめなおすきっかけにしていただければと思います。
MRの転勤で田舎に!?地方や田舎での業務のメリット・デメリット
「長野茨城栃木のドサ周りから現在都心担当だが確実に田舎のほうが仕事しやすい」
「東京と秋田を担当したが秋田は楽だった」
「俺も離島担当経験あり、歓迎ムードあったな」
「鹿児島二年居たけどよかったわ 先生超優しいし 離島のダイビング、温泉、釣り 肉魚最高 いやほんと良かったわ」
※
「5ちゃんねる」より抜粋
上記の口コミは、口コミサイト5ちゃんねるより抜粋したものです。
スレッドのタイトルは「田舎に飛ばされたMR」というもので、実際に地方や田舎に転勤になったMRの口コミが多数掲載されています。
まず地方や田舎に転勤となって、実際のMRの業務がどのようになるのか、その現状をお伝えするために、口コミを掲載させていただきました。
意外に快適であることがお分かりではないでしょうか。
では、実際にどのようなメリットがあるのか、生活してみてデメリットと感じる部分はどのような点なのかご紹介していきましょう。
地方や田舎に転勤するメリット
業務がやりやすい・やりがいを感じる
他社MRや医療関係者と仲良くなれる
交通渋滞や通勤ラッシュが少ない
給料は以前と同じ
地方や田舎においては、「業務がやりやすい」と感じているMRが多いことが分かります。
特に都会勤務から地方や田舎に転勤になった場合には、都会で得た情報をそのまま活かすことができます。
営業地域によっては、都会との医療格差によって情報が行き渡っていないことも多いために、自身の医療情報を提供することによって、かなり重宝されることになります。
実際、医療格差をなくす鍵になるのはMRだと言っているアナリストも多いために、やりがいを感じながら業務にあたることができるでしょう。
また、地域に密着して業務を行うため、他社のMRや医療関係者と仲良くなる機会も多いようです。
心に余裕を持って業務にあたることが多くなり、また地域によっては歓迎ムードも感じられることから、関係性がより深くなっていくのです。
日々の移動においては交通渋滞に巻き込まれるようなことが少なくなり、通勤時のラッシュからも開放されることになります。
これだけでも、ストレス解消の効果はかなり大きいのではないでしょうか。
それでいて、以前の同じ給料のままですから、やはりメリットは大きいように感じます。
地方や田舎に転勤するデメリット
大学病院など専門施設での業務ができない
移動距離が長い
地方特有の人間関係
単身赴任・移住共にハードルが
スキルアップを常に考えているMRにとっては、都会での病院など専門施設で得られるようなスキルを、地方では得ることができない可能性があります。
どうしても最先端の医療技術は都会に集中する傾向にありますから、地方にいるとそれらの情報に疎くなってしまうのです。
ただ、地方や田舎の場合には、都会では見られないような地元に密着した医療、総合診療などの現場を拝見することもできるでしょう。
その中で、自身が持っているスキルを発揮することもできるのではないでしょうか。
日々の生活においては、どうしても移動距離が長くなる傾向にあります。
かなり不便な場所に移動することが必要な場合もあるかもしれません。
また、地方特有の人間関係に悩まされてしまうMRも少なくなく、都会のようにドライではない人間関係に煩わしさを感じてしまうこともあります。
そのような場所で生活することが窮屈になり、不便に感じることもあるかもしれません。
田舎・地方転勤になったMRにおすすめする二拠点生活
「結婚してて都心に家を持って 住宅手当貰って月二回帰る 最高です ほんと」
※
「5ちゃんねる」より抜粋
これは、二拠点生活をしているMRの口コミです。
MRだけではなく、いま都会と地方・田舎の二拠点生活する方が増えています。
二拠点生活のすすめ
都会での生活や仕事はどうしてもギスギスしていて、心にゆとりがなくなって疲弊してしまいます。
ただ、だからと言って地方や田舎に移住してしまうと、思うような仕事に就けなかったり、不自由な生活にうんざりしてしまうこともあります。
しかし、二拠点での生活では、都会の利便性、地方や田舎での働きやすさ、ゆとりを感じることができるのです。
特に上記の口コミのように、都会で住居を構えていて家族もいるような場合には、無理に家族で移住せずに、二拠点生活をはじめてみることがおすすめです。
また、単身者においても、都会暮らしを残しつつ、地方での生活をはじめてみてはいかがでしょうか。
意外に利便性の高い二拠点生活
地方や田舎での生活と言っても、今は交通手段が発達しており、都心や都会への移動はスムーズな地域も多くなっています。
例えば、仕事のない週末などは都心や都会で生活するようにすれば、常に都会での利便性を満喫することも可能です。
そうすることによって、地方や田舎のよさも実感できるようになるのです。
自治体の制度を活用できる場合も
地方や田舎の自治体によっては、移住を推進している地域も多くあります。
うまく制度を活用することによって、さまざまなサービスを利用することができます。
格安で快適な住宅が得られること、子育て支援、移住に必要な資金補助、太陽光発電の補助など、自治体によって支援策は異なりますが、充実しているものが多いです。
また、不便だと思っていた地方や田舎でも、ICTサービスが受けられるように支援しているような地域もあります。
自治体や近隣住民、職場などからも歓迎ムードで出迎えられることも多いことから、二拠点生活をはじめてみるのも一つの選択肢になるのではないでしょうか。
地方や田舎では働きたくないと考えるMRなら…
どうしても地方や田舎では働きたくない、家族と離れて生活するのは嫌だと考える方も少なくないでしょう。
地方への転勤の選択肢がないというMRでしたら、やはり転職を考えることがスムーズなように感じます。
そのような方でしたら、キャリアコンサルタントに相談して、転職活動をはじめてみることがいいのではないでしょうか。
転職のことなど考えてなくて、急に転勤を命じられたような場合には、どのように転職活動を進めていけば分からないと思います。
MR転職に特化した転職エージェントであれば、製薬企業の転職市場についての情報を熟知しています。
キャリアコンサルタントは常に製薬企業の人材担当者と密に連携を図っているために、どのような人材が必要なのか理解しています。
また、中には優秀な人材だけ獲得したい製薬企業に対しては求人を非公開にして、実績のある人材だけに求人募集の案内を提供しているのです。
つまり、自身の理想としている転職先は、転職エージェントに集まっていると言えるのです。
まとめ
MRの転勤で地方や田舎に命じられた場合の、二拠点生活のすすめについてお伝えしました。
都会を満喫しながら、地方で余裕のある暮らしをする。
MRだけではなく、一般においてもとても増えている働き方です。
どうせ地方や田舎で生活するのであれば、楽しんで生活ができるように二拠点生活をはじめてみるのはいかがでしょうか。
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