MR辞めたい…30代MRの転職を「後悔」ではなく「やめてよかった」にできる4つのポイント
「MRを辞めたけど後悔しています…」
「転職したけど前の職場のほうが良かった…」
MRに限らず、退職や転職で後悔するというケースは少なくありません。
MRは医療業界という特殊な業界の中での営業活動であり、また近年は業界再編など大きな変革を迎え、MRの絶対数も減少していることもあって、辞めたいと考えてしまう方が多いのです。
いったん「辞めたい」と考えると、辞めたくて辞めたくて仕方がない気持ちに襲われます。
しかし、後悔しないためにも、今一度冷静になって、本当に辞めるのが良いのか考えてみることが大切でしょう。
ここでは、退職・転職を経験した僕だから言える、「やめてよかった」と言うためのポイントをお伝えしていきます。
MRを辞めたくなる5つの理由
「MRを辞めたい…」と感じる理由にはさまざまありますが、ここではよくみられる5つの理由にまとめてみました。
いろいろと複合していることも多いですが、自身の退職や転職を見つめなおす際に、理由を明確にすることはとても大切なことなのです。
人間関係の構築で神経をすり減らす
MRは営業職ですから、人間関係の構築が仕事と言っても過言ではありません。
営業先では医師や薬剤師、MSなどとの関係、社内では上司との関係をうまくやっていく必要があります。
医師や薬剤師は患者さんの症状を治すことが仕事ですから、MRとの関係を重視していない方も少なくありません。
神経質な質問をされたり、すぐに怒ってくるような場面、みなさんも経験ありますよね。
そういう場面を積み重ねていくと、どんどん自身の神経をすり減らして、ついには「辞めたい」と考えるようになるのです。
ノルマに対するプレッシャーに耐えられない
ほとんどの製薬企業はノルマを評価基準にしていますので、どうしても売上に対するプレッシャーが強くなってしまいます。
外資系製薬企業では、その色が濃いですが、今は内資系であってもかなり強くなっているように感じます。
それが営業職だと言えばそれまでですが、他の製薬企業との競争が激しい場合であれば、なかなか思うように売上が伸びないこともありますし、ノルマ達成できずにさらに高いノルマを課せられるようなこともあります。
そのような状況が続くと、やはりプレッシャーに耐えられなくなってしまうのです。
MRは「勤務時間が長い」「休みがない」 だから「やめたい」
MRが激務であると言われる理由に、「勤務時間が長い」「休みがない」と言われることがあります。
たしかに他の職種よりも勤務時間は長い傾向にあるように感じます。
朝が早く、しかも帰宅は遅い。土日に出勤せざるを得ないようなことも多いです。
多少、企業によって違いはあるとは思いますが、激務によって辞めたくなるのは当然でしょう。
製薬業界、MR職の将来に不安を感じる
製薬企業は業界再編や薬価下げなど、かつてない状況によって新しい局面を迎えていると言えます。
MRのリストラや希望退職など、減少傾向にどんどん向かっていることも不安に感じる大きな要素となります。
この傾向は、大手・中小を問わず、多くのMRが実感していることでしょう。
MRは転勤が多く、生活が安定しない
特に大手製薬企業の場合、転勤が命じられることが多いため、暮らしをうまく安定させることができません。
「この場所に住みたい!」という気持ちは誰にでもあるものです。
しかし、その意思とは関係なく、住みたくもない場所に転勤しなければならないのは、ストレス以外の何物でもないのです。
MRを辞めて後悔する人に共通する3つの特徴
MRを辞めて後悔しないためには、後悔する人に共通する特徴を知っておくと良いでしょう。
退職や転職は何も悪いことではありません。
でも自身の気持ちに逆らわず、突発的に行動してしまうことによって、後悔を生み出すものになってしまうのです。
自分のことが分かっていなかった
退職で後悔するMRの多くに、自己分析ができていません。
そもそも退職する理由は何なのでしょうか。転職に求めているものは何なのでしょうか。
業務内容なのか、ワークライフバランスなのか、報酬なのか。
そのような分析がしっかりとできていないと、退職してから後悔することになってしまいます。
転職で問題を解決しようしていた
現在の職場において、業務内容や人間関係などに不満を抱えているような場合には、転職して環境を変えることによって問題は解決するだろうと考えがちです。
しかし、自身に根本的な原因がある場合には、仮に環境を変えたとしても問題は解決せずに、必ず新たな問題が沸き起こってきます。
果たして、現在抱えている不満は、環境によって変わるものなのでしょうか。
自身の業務に対する姿勢を変えるだけで、改善できるものも多いのです。
深く考えずに退職してしまった
目先のことだけにとらわれて、退職して転職してしまうケースは少なくありません。
例えば、給料がもっと欲しいと考えたときに、転職先を給料だけで選んでしまうというケース。
もちろん、働くうえで重要な要素ではありますが、心地よく働くための条件は、目先のものだけではないはずです。
そのため、なぜ今の職場ではダメなのか、しっかりと分析したうえで、転職を検討するようにしなければならないのです。
30代MRの転職を「やめてよかった」にできる4つのポイント
30代のMRは、退職や転職を考える時期であるように感じます。
「やめてよかった」と思えるには、やはり自身の姿勢や行動を見直すことが大切であると言えるでしょう。
ポイントを4つにまとめましたので、ご紹介していきましょう。
・収入だけではなく生きがいややりがいで仕事を選ぶ
30代でMRとして働いている場合、一般的には高収入と呼ばれるゾーンに属している方も多いのではないでしょうか。
収入を下げないように、給料だけで転職先を選んでしまうということは、あって当然のことだと思います。
しかし、収入だけにとらわれるのではなく総合的な観点から、生きがいを感じられたり、やりがいを持って取り組める企業に勤めることが良いでしょう。
譲れない条件を明確にしておく
辞めて後悔しないようにするためには、自身にとってベストの転職先を選ぶことが大切です。
そのためには、どうしても退職を選択せざるを得なかった理由をはっきりさせ、転職先に譲れない条件を明確にしておくことが大切です。
転職の条件には、給料や勤務先、転勤の有無、社風、福利厚生など、幅広いものがあります。
その中で優先順位を付けていくことによって、より自身にあった転職先を選ぶことができるようになります
企業の情報をしっかりと掴んでおく
退職する前に、さまざまな企業の情報を掴んでおくことが大切です。
これは何も転職先の候補だけではなく、幅広く掴んでおくことで、より自身にマッチした転職先を見つけられるようになります。
例えば、内資系で務めてきたMRの中には、外資系の業務の取り組み方の方が自身にあっていることもあります。
国内にある外資系企業の理念や社風を掴むことによって、自身の転職先の方向性が見えてくるようなことがあるのです。
キャリアコンサルタントに相談する
「やめてよかった」と言えるには、やはり転職のプロである、キャリアコンサルタントの協力は不可欠です。
しかも、MR転職に慣れた転職エージェントであれば、製薬企業の情報をしっかりと掴んでおり、第三者の視点であなたにマッチした転職先を見つけることができるからです。
いま辞めたい、転職したいと思っていても、もう少し待てば優良な企業から募集が出るかもしれませんし、今まさに転職のチャンスの時期かもしれません。
そのようなアドバイスは、業界に精通しているキャリアコンサルタントでないとできないのです。
退職の手続きについて
現職を退職するには、上司への退職届の提出が必要です。
MRを継続する場合、他業界に移る場合でも個人の評判や信頼は社会人にとって非常に重要です。
退職のタイミングや引き継ぎなどはできる限り現職に迷惑をかけない形で行った方がよいでしょう。
一度他企業に転職し今の会社に出戻るケースや、今後の情報収集のためにも現職の同僚や上司との関係は繋いでいくことが理想的です。
もちろんあまりにブラックな職場であればマナーよりもご自身を守る方が優先ですので、このあたりのバランスについても転職のプロであるエージェントに相談することをおすすめします。
まとめ
退職・転職で後悔しない、「やめてよかった」と言うためのポイントについて解説してきました。
「辞めなければ良かった」「前の職場が良かった」という問題はどうしても起こりがちですが、そうなってしまったら時すでに遅しです。
だからこそ、自分の気持ちを整理し、準備に取り組んだ中で、転職先をうまく見つけていくことが大切であるように感じます。
うまくキャリアコンサルタントが持っている情報を活かして、後悔のない退職・転職に取り組むようにしましょう。
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