ブリストル・マイヤーズスクイブのMRになる!就職・転職はできる?採用について徹底調査!
「ブリストル・マイヤーズスクイブ」は外資系製薬企業で、世界での売上は2020年12月期において第7位にランクされています。
がん、HIV、心血管疾患、免疫系疾患など専門性の高い分野での新薬が開発されており、それら領域のスキルアップを目指したいMRから注目されています。
ブリストル・マイヤーズスクイブがどのような企業なのか、MRはどのように働いているのか、どうすれば転職できるのか情報をまとめてみました。
ブリストル・マイヤーズスクイブの基本情報
ブリストル・マイヤーズスクイブはアメリカの製薬企業で、がんや感染症、免疫疾患など専門性の高い分野に特化して、新薬を提供しています。
日本法人は東京に本社があり、オフィス環境を整えるなど、働きやすさでも注目されている企業であると言えるでしょう。
ブリストル・マイヤーズスクイブの基本情報
ブリストル・マイヤーズスクイブはニューヨークに本社を構えており、150年を超える歴史のある製薬企業です。
アメリカ南北戦争の際にはモルヒネの提供、マラリア治療の際にはキニーネの提供で知られるようになりました。
1989年にはブリストル・マイヤーズ社とスクイブ社が合併、世界38か国で約24,000人もの従業員を有していることで知られています。
世界の売上ランキングでは、2020年12月期決算でのベースにおいて7位。
「スペシャリティ・バイオファーマ企業」として新薬の開発に注力しており、がん、HIV、心血管疾患、免疫系疾患など専門性の高い分野で注目されています。
日本法人は東京都新宿区に本社を構えていますが、2022年には大手町に新たに建設される本社ビルに移転する予定となっています。
2019年11月には、米セルジーン株式会社を買収により統合しています。
米セルジーン社はがんや炎症、免疫性疾患領域に特化した製薬企業でしたが、統合によって2020年12月決算においては約60%強もの増加を見せました。
旧セルジーン社のがん治療薬が牽引したと言われています。
ブリストル・マイヤーズスクイブの社風や福利厚生
外資系特有の社風となっており、トップの考えが色濃く出ていると言えるでしょう。
福利厚生は他の製薬企業と同様に完備されており、特に女性の働きやすさを追求したものとなっています。
また上記でもお伝えした通り、2022年にはオフィスを大手町に移転する予定になっており、オフィス環境を改善しようとしていることが見て取れます。
実際、オフィスの現場から意見を聴取するなどしている様子も伝わっています。
業界全体でMRが減少するなかで、MRの業務環境を整えようとする姿勢は注目できるのではないでしょうか。
ブリストル・マイヤーズスクイブのLINEを活用した情報提供体制
ブリストル・マイヤーズスクイブはLINEを活用した医療情報の提供を行っています。
医師からはMRによる営業はなくなるように感じたようですが、まったく逆の戦略を取っていることが分かります。
LINEを活用した情報提供体制
ブリストル・マイヤーズスクイブでは、LINEを活用して医薬品の情報提供を行っています。
他社でもLINEを活用して営業活動を行っているのを見かけますが、ブリストル・マイヤーズスクイブでは「MRに代わるものではない」と断言されているのが特徴です。
きっかけは多くの製薬企業同様にコロナ禍における接触型の情報提供が難しくなったことにあります。
そのような中でもスムーズに情報を提供できる利点があることから、LINEによる情報提供を開始することになったのです。
実際、医師からも知りたい情報がスピーディーに知れる、合間の時間に情報収集ができるといった意見があるようです。
WEBセミナーも頻繁に開催されており、視聴する医師が増えています。
ブリストル・マイヤーズスクイブからMRはいなくなる?
ブリストル・マイヤーズスクイブがLINEによる情報提供を導入したのは、営業の生産を高めるためであるとしています。
これをOMO(オンラインとオフラインの融合)と呼んでおり、医療従事者のニーズにマッチした営業方法を模索していることが分かります。
というのも、接触型の営業の場合、どうしてもMRの訪問時間に医師が合わせて、情報提供を受けなければなりません。
しかし、LINEを活用することによって、朝や夜など好きな時間に情報を掴むことができるようになります。
営業自体はMRが行う業務であり、LINEによる情報提供で理解が得られない部分や伝えにくい部分に関しては、対面での営業活動が必要になるのです。
ブリストル・マイヤーズスクイブへの転職・中途採用の情報
ブリストル・マイヤーズスクイブは新卒とともに中途採用も積極的に行われています。
そのため、しっかりと情報を掴み、計画立てて転職活動を行うようにしましょう。
ブリストル・マイヤーズスクイブのMR求人・給与制度
ブリストル・マイヤーズスクイブのMRの平均年収は850万円~1000万円程度であると言われています。
新卒採用が積極的に行われていますが、中途採用や未経験者採用も頻繁に行われていることでも知られています。
そのためオンコロジー領域でスキルを高めたいと考えている他社のMRからは、転職先として注目されることが多くなっています。
ただし、常時募集している訳ではなく、一部の転職エージェントに掲載されることになります。
ブリストル・マイヤーズスクイブへの転職を検討しているのであれば、MR採用に特化した転職エージェントへの登録は必須になるように感じます。
ブリストル・マイヤーズスクイブの採用に対する考え方
ブリストル・マイヤーズスクイブは、福利厚生の良さで注目されており、オフィス環境の改善にも取り組んでいることから、従業員を大切にしようと考えていることが分かります。
そもそも創薬を行う製薬企業ですから、患者さんの病気を治す、助けるという使命が必要になることから、それに見合った環境が必要だとしています。
アメリカ本社においても、人材は最大の財産であると考えており、そのために個々の価値観を考え方、性格の多様性を受入れようとしているのです。
そのため、年齢に対する障壁を取り除くため、新卒採用や中途採用を分け隔てなく積極的に行い、若年層の従業員の育ブリストル・マイヤーズスクイブにMRとして転職する方法成だけではなく、シニア従業員の活躍の場も推進していることが特徴です。
ブリストル・マイヤーズスクイブにMRとして転職する方法
ブリストル・マイヤーズスクイブは、MRの採用を積極的に行っており、しかもがんや感染症、免疫疾患などの専門性の高い分野での創薬を行っていることから、転職先として注目が集まっています。
随時募集が出されていますが、高い人気を誇っているために、募集時期は限定的であり、一部の転職エージェントのみとなっています。
そのため、上記でも申しましたが、転職を検討しているのであれば、転職エージェントへの登録は必須であると考えておいた方がいいでしょう。
また、転職の計画を行うには、転職エージェントに所属するキャリアコンサルタントに相談することが一番です。
というのも、キャリアコンサルタントは常に製薬企業の人事部などと連携を図っていることから、リアルタイムでどのような人材を求めているのか知り尽くしています。
これから転職活動を行う方にとっては、心強いパートナーになることは間違いありません。
まとめ
「ブリストル・マイヤーズスクイブ」の情報についてお伝えしました。
外資系製薬企業で、世界での売上はトップレベル、近年ではがんや免疫疾患などでの医薬品が売上を牽引しています。
新卒採用だけではなく、中途採用も積極的に行われていますので。これからオンコロジー領域のスキルを磨きたいMRにはおすすめです。
一部の転職エージェントで募集が掲載されることが多くなっています。
キャリアコンサルタントに相談しながら、転職活動を進めていくといいでしょう。
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