可能性は無限大!薬剤師インフルエンサーになるには!YouTuberやインスタグラマーの稼ぎ方
「インフルエンサー」として活躍される方をよく見かけるようになりました。その中には薬剤師も存在し、薬剤に関する情報を発信していることが知られています。
「インフルエンサー」とはYouTubeやインスタグラムなどSNSを活用して、広告や案件などの収入を得ている人たちの総称になります。
SNSは今や誰でも活用し情報発信ができるために、フォロワー数が増えてくると一つのメディアとして機能することになります。
そうなれば、ユーチューバーのように広告収入を得ることも可能ですし、企業から案件紹介などの依頼が来たり、自身でサブスクリプションを始めたりすることができるのです。
ある意味、これは無限の可能性が広がっていると考えることができるでしょう。
ここでは実際に活躍されているインフルエンサーをご紹介し、どのように収入を得ることができるのか、薬剤師として仕事をするにはどうすればいいのか、詳しくお伝えしていきましょう。
薬剤師インフルエンサーとしてYouTubeやインスタグラムで活躍している人たちをご紹介!
まずは、実際に薬剤師インフルエンサーとして、活躍されている人たちをご紹介していきましょう。
インフルエンサーが活躍する場は多種多様で、ここではYouTubeとインスタグラムで多くのフォロワー数を獲得されている4名の薬剤師をお伝えします。
YouTubeで活躍されている薬剤師
チャンネル登録者数 2.53万人:2021年12月現在
■シャーベットクロック SHERBET CLOCK 薬剤師YouTuber
チャンネル登録者数 2.58万人:2021年12月現在
共にチャンネル登録者数が2万人を超えており、薬剤師ユーチューバーとしてはトップクラスではないかと感じています。
「薬剤師ぴよ」さんは、一般の方に向けて、薬や健康、生活などについてわかりやすく動画で解説されているチャンネルとなっています。
コロナ禍でアップされた『【薬剤師】アルコール消毒液の商品比較・見落としがちな使い方・注意点【コロナウイルス対策】』の動画は、約37万回も再生されるヒット動画となっています。
「シャーベットクロック SHERBET CLOCK 薬剤師YouTuber」さんは、薬剤師の業務内容や薬学部の学生に向けての情報、また自身の得意なピアノの演奏などにも取り組まれています。
薬剤師の仕事を紹介した『【 薬剤師の仕事 】ガチで現役がお伝えする![ 第1話 ] シャーベットクロック (ユーチューバー)』は約25万回再生されており、またピアノ演奏されている動画では82万回再生というものも存在します。
インスタグラムで活躍されている薬剤師
堀ママ?(hori_mama_)
フォロワー数 22.9万人:2021年12月現在
けん@薬局薬剤師(ken_pharmacist)
フォロワー数 3万人:2021年12月現在
共にインスタグラムで活躍されており、
「堀ママ?」さんはすでにフォロワー数は20万人を超えている薬剤師で、婦人科・不妊症の漢方専門家でいらっしゃいます。
ゲイであるとカミングアウトされており、投稿をみていると女性の身体や心に寄り添ったものが数多く見られます。
常に投稿では1万~2万のいいね数が付いており、多くのファンを獲得していることがわかります。
「けん@薬局薬剤師」さんは、薬局の薬剤師として活躍しているかたわらで、インスタグラムにおいて漢方薬や市販薬についての情報を発信しています。
投稿の内容をみていると、一般的に良くみられる症状や人気の市販薬などの解説が多く、一般の方々に対して有益な情報であると感じます。
投稿の内容によっては1000~2000程度のいいね数を獲得している投稿もみられています。
可能性は無限大!薬剤師インフルエンサーになるには!YouTuberやインスタグラマーの稼ぎ方
上記でご紹介したインフルエンサーだけではなく、数多くの薬剤師が情報発信を始めていることがわかります。
実はインフルエンサーとして活躍できるようになると、SNSだけではなく、さまざまな場で影響力を持てるようになります。
薬剤師インフルエンサーがどのように収入を得ることができるのかご紹介していきましょう。
広告収入
YouTubeで情報発信する場合、閲覧数や時間などに応じて広告収入を得ることができます。
動画を閲覧すると、最初や途中でコマーシャルが流れることがありますが、これは広告主が広告掲載料を支払っているためであり、その広告掲載料から広告料を貰うことができるのです。
よく、芸能人やユーチューバーと呼ばれる人たちの動画をみていると、チャンネル登録を促したり、いいねボタンのクリックをお願いしたりしているのを見受けることができるでしょう。
登録者数が増えたり、「いいね」が多くなるとおすすめ動画として紹介されるようなことが多くなりますので、さらに視聴回数が伸びることになり広告収入がアップします。
ただ、薬剤師のチャンネルは、エンタメとは違いバズが起こりにくい動画内容にもなりますから、広告収入だけをあてにすることは難しいように感じます。
企業案件の紹介
SNSでフォロワー数が多くなってくると、影響力も大きくなってくることから、企業から商品を紹介してほしいという依頼が多くなります。
動画や投稿内で商品を紹介することによって収入を得ることができたり、販売数に応じて利益を得るようなことができます。
特に薬剤師の場合においては、化粧品やサプリメントなどの商品紹介が依頼されるようなことが多くなることが知られています。
ただ、明らかに案件紹介に特化したものになってしまうと、フォロワーからするとしらけてしまう可能性がありますから、本当に良いと思った商品だけにとどめておくことがいいでしょう。
ブログなど自身のメディアへの誘導
SNSでの投稿だけでは伝えられないようなことなど、ブログなど自身が運営するメディアに引き込むことができます。
例えば、薬剤師の場合であれば、健康情報を簡単にSNS上に投稿し、ブログで詳しく解説することができるようになります。
その記事にアフィリエイト広告を貼り付けておけば、そこからアフィリエイト収入を得ることができます。
また、さらに詳しく記事にして、電子書籍として販売することや、情報をサブスクリプションサービスにして提供することも可能です。
講演やセミナー
フォロワー数が多いということは、それだけ影響力があるということですから、講演やセミナーを開催するようなことも可能になってきます。
実際、インフルエンサーの中には広告収入を得ずに、自身の講演やセミナーに誘導することを目的としてSNSを運用している方も多数いらっしゃいます。
企業などに招かれて講演するようなこともあるでしょうし、自身が健康セミナーなどを開催することできるでしょう。
可能性は無限大!薬剤師になるには
すでに薬剤師の資格を所有しているという方であれば、まずは実際に薬剤師として働いて実績を得ることによって、インフルエンサーとしても活躍できるようになります。
また、これから薬剤師になりたいと考えている方であれば、薬学系や薬科大学を卒業して国家試験を受験しなければなりません。
転職や大学入学を目指す場合でも、インフルエンサーとして活躍することはできますから、並行して取り組んでいくと良いでしょう。
薬剤師資格を持っているなら
薬剤師として経験がないような場合や、ブランクが長い場合には、自身にとって働きやすい職場を見つけて就業すると良いでしょう。
「マイナビ薬剤師」に登録しておけば、自身に適した職場を探すことができます。
求人数が圧倒的に多く、未経験やブランクでも研究体制の整っている職場を探してもらうことができます。
キャリアコンサルタントは薬剤師転職に特化しているため、さまざまな情報を持っているためにうまく活用することをおすすめします。
薬剤師資格を持っていないなら
これから薬剤師になりたいという方であれば、薬剤師を目指せる大学を見つけなければなりません。
夜間や短期、専門学校にはなく、6年制の薬科大学や薬学系大学に入学する必要があります。
薬剤師を目指せる大学は、こちらから検索できますので、ぜひご覧ください。
まとめ
薬剤師インフルエンサーとして、YouTubeやインスタグラムなどで活躍する方法についてさまざまな情報をお伝えしました。
誰にでも情報発信は可能で、大きな影響力が持てる可能性がありますから、ぜひうまく情報発信に取り組んでみてください。
すべて顔出しして動画撮影しなければならない必要はなく、インスタグラムやTwitterなどで文字や画像だけでも情報発信は可能です。
もし、そのような薬剤師としての活躍を考えているのであれば、薬剤師への転職や資格取得も目指してみるといいのではないでしょうか。
薬剤師資格を有している方であれば、ぜひ「マイナビ薬剤師」をうまく活用して、転職活動を有利に進めてみてください。
また、これから薬剤師資格を取得したいという方であれば、自身にあった大学を選んで修業することを始めてみるといいでしょう。
資格取得には6年が必要になりますが、その6年は決して無駄にはなりませんし、その間でも情報発信は可能です。
ぜひ記事を参考にして、薬剤師インフルエンサーを目指してみてください。
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