ファルコホールディングス(ファルコ薬局・チューリップ調剤)への転職~40代~50代でも転職できる?年収は?
株式会社ファルコホールディングスは京都を中心に、関西、静岡、徳島などに店舗展開している調剤薬局チェーンです。
2021年3月期の売上高は2020年と比較して大きく増収、さらに大手調剤薬局チェーンと比較して高い平均年収であることに注目されています。
ファルコホールディングスで働く従業員は1,200名(グループ全体、2021年3月現在)。
積極的に採用に取り組まれていることから、転職を目指す薬剤師がどんどん増えている状況となっています。
ファルコホールディングスが展開するファルコ薬局・チューリップ調剤、薬剤師としての働き方、年収、転職情報などについて詳しくご紹介します。
転職を検討している方には必見の内容となっています。
ファルコホールディングスとはどのような企業?
ファルコホールディングスはファルコ薬局・チューリップ調剤を展開する中堅調剤薬局チェーンです。
本社は京都市中京区に存在し、創業は1962年と歴史がある企業であり、京都を中心に事業展開に取り組まれてきました。
M&Aに取り組まれるなど事業拡大を目指し、現在の店舗数はグループを含め100店舗以上にまで拡大しています。
ファルコホールディングスの概要
ファルコホールディングスは「ファルコ薬局」のネーミングで、京都を中心に調剤薬局の店舗展開に取り組んでいます。
創業は1962年、すでに60年もの歴史がある企業です。
ファルコ薬局のイメージが強いですが、調剤薬局事業だけではなく、さまざまな関連事業を展開しているということでも知られています。
創業時は関西医学検査センターとして設立され、その後、ファルコバイオシステムズとして事業に取り組まれています。
現在においても、臨床検査事業やヒト遺伝子検査、医療情報サービス、電子カルテなどといった多様な医療現場のニーズに応えていることでも注目されています。
調剤薬局チェーンとしては、京都を中心にファルコ薬局として関西に約50店舗を展開。
北陸エリアへの調剤薬局事業においてはグループ会社であるチューリップ調剤が、富山県を中心として50店舗以上展開しています。
ファルコホールディングスの売上高
ファルコホールディングスの売上高の推移をご紹介しましょう。- 2021年:売上高436億800万、経常利益28億5300万
- 2020年:売上高431億8500万、経常利益9億4100万
- 2019年:売上高441億5600万、経常利益16億3200万
過去3年間の売上高の推移を見てみると、2020年には新型コロナウィルス感染症の影響もあり、売上高・経常利益ともに減少していることがわかります。
2021年には売上高が回復、しかも経常利益が大幅にアップしていることがわかります。
2021年の経常利益率は6.5%と過去10年間において最も高くなりました。
利益率の高さは大手調剤薬局チェーンと比較してもかなり高いことが知られています。
ファルコホールディングスは平均年収の高さでも注目されているのですが、この経常利益率の高さが牽引していると言えるでしょう。
ファルコホールディングスの調剤薬局チェーンの特徴
ファルコホールディングの調剤薬局チェーンは京都を中心とした「ファルコ薬局」、北陸で店舗展開している「チューリップ調剤」から構成されています。
ファルコ薬局は1991年、京都市山科区に第一号店をオープンさせ、現在関西一円に約50店舗展開しています。
チューリップ調剤においては、2004年、チューリップ調剤株式会社の株式を取得することによって子会社となりました。
現在、富山県を中心として石川県や福井県も含めて、50店舗以上を展開しています。
つまり、ファルコホールディングスとしては100店舗以上を有する調剤薬局チェーンであることが知られています。
調剤薬局としての機能だけではなく、在宅医療への取り組み、セルフメディケーション、 IT化の推進など、さまざまな医療ニーズに応えています。
ファルコホールディングスに転職したらワークライフバランスはどうなる?
ファルコホールディングスのファルコ薬局においては、初期配属については原則、自宅から通勤可能な店舗での勤務となります。
ファルコ薬局は京都を中心に店舗展開していますが、勤務地としては京都、滋賀、大阪のいずれかとなり、希望により兵庫、徳島、静岡での勤務も可能となります。
グループ企業であるチューリップ調剤においては、富山県、石川県の店舗において勤務することになります。
完全週休2日となっており、さらに年末年始休暇、リフレッシュ休暇なども充実していますので、ワークライフバランスを取りながら仕事に打ち込むことができるでしょう。
また、育児・介護休業制度も充実していますので、小さなお子さまがおられる方でも安心して勤務することができます。
教育制度がかなり充実しており、入社時においては「新入社員研修」を受講することができますので未経験者や長期ブランクの方であっても安心して勤務することができます。
また「研修認定薬剤師」の認定単位取得支援も実施されていますので、キャリアアップを目指すことも可能です。
ファルコホールディングスの40代~50代での年収はどれくらい?
ファルコホールディングスは年収の高さで注目されています。
一般的な薬剤師の平均年収で言うと450万円から500万円程度であり、大手調剤薬局チェーンでも550万円程度です。
ファルコホールディングスの平均年収は、およそ700万円程度であることが知られています。
かなり高い給与水準であることがわかります。
ただ公表されている平均年収は、あくまでファルコホールディングス全体でのもので、調剤薬局チェーンの薬剤師に限定しているものではありません。
ファルコ薬局での中途採用時の給与は25万円~40万円が提示されることになり、年収は400万円~500万円が推定されます。
また、グループ企業であるチューリップ調剤においては、年俸制となっており給与の提示額は33万円~となっています。
年収は400万円~500万円になると言えるでしょう。
年収アップのためには、まずは「管理薬剤師」を目指すべきでしょう。
各店舗での管理業務を行うことが、最も効率の良い年収アップの方法であると言えます。
また、ファルコホールディングスはさまざまな事業も展開していることから、本部などに移動するチャンスも考えられます。
管理薬剤師によって管理業務やマーケティングなどをしっかりと学んでおくことによって、そのようなチャンスも広がるのではないでしょうか。
ファルコホールディングスに40代~50代でも薬剤師として転職できる?
ファルコホールディングスにおいては、ファルコ薬局・チューリップ調剤ともに随時、薬剤師の募集が行われており、未経験や長期ブランクであるとしても問題ありません。
40代~50代でも薬剤師として転職が可能です。
未経験や長期ブランクの方であっても、入社時にはキャリア採用者研修が用意されており、入社後もフォローアップ研修が実施されますので安心です。
40代~50代でファルコホールディングスへの転職を成功させるには
ファルコ薬局・チューリップ調剤への転職を成功させるには、薬剤師転職を熟知したキャリアコンサルタントに相談することをおすすめします。
キャリアコンサルタントが所属する転職エージェントでは、薬剤師の転職に特化して求人の紹介を行っています。
そのため、ファルコホールディングスをはじめとしてさまざまな調剤薬局チェーンなどの採用担当者と連携を図っています。
どのような人材が求められているのか、かなり詳しい情報を知ることができるでしょう。
そのようなことから、未経験や長期ブランクの場合、キャリアコンサルタントからアドバイスを受けながら計画的に転職活動に取り組むことが可能です。
ファルコホールディングスだけではなく、大手の調剤薬局チェーンやドラッグストアなどとも比較することもでき、時折現れる非公開求人を紹介してもらうことも可能です。
特に40代から50代の転職希望者であれば、将来性も踏まえて転職を考えなければなりません。
今後の自身の人生のためには、キャリアコンサルタントが持っている情報をフル活用することをおすすめします。
まとめ
ファルコホールディングスの概要や働き方、転職情報について詳しくお伝えしました。
ファルコホールディングスが展開するファルコ薬局は、調剤薬局として京都に根ざして活動してきました。
近年においてはM&Aによってチューリップ調剤を子会社化し、北陸地方の事業展開にも取り組まれています。
中途採用によるハンデはなく、未経験者や長期ブランクであるとしてもキャリアアップが可能です。
計画的に転職活動に取り組むために、転職エージェントに所属するキャリアコンサルタントに相談してみてはいかがでしょうか。
他の大手薬局チェーンとも比較して計画的に取り組むことをおすすめします。
« たんぽぽ薬局への転職~大手調剤薬局チェーンに40代~50代でも転職できる?年収は? | 株式会社ファーコス(株式会社ユニスマイル)への薬剤師転職~40代~50代でも可能?年収は? »