アッヴィのオンコロジー領域で大規模な募集開始か
今や飛ぶ鳥を落とす勢いのアッヴィ。
グローバルで売り上げTOPの「ヒュミラ」や2018年国内売上高TOPのC型肝炎の治療薬である「マヴィレット」。
前年比二桁成長をずっと続けてきたアッヴィが昨年、満を持してオンコロジー領域に参戦しました。
今年、期待の新薬の適応拡大に向け、大型採用の募集を開始するとの話が入ってきました。
アッヴィ血液オンコロジー領域で募集開始
アッヴィは2013年にアボットラボラトリーズから分社化した会社です。
エスタブリッシュト製品(いわゆる長期収載品)をアボットが、
研究開発型医薬品(いわゆる新薬)をアッヴィが担う形で分社化しました。
なお現在はこの2社の間で資本関係、およびグループ会社としての関係は存在していないことになっています。
2018年には初めて、国内製薬会社売り上げTOP20入りを果たし、現在、最も勢いのある製薬会社と言われております。
そのアッヴィが2019年に満を持してオンコロジー領域に参戦致しました。
初めての薬剤が「ベネトクラクス」です。
期待の新薬「ベネトクラクス」とは
ベネトクラクスはBCL-2を標的とする世界初の経口BCL-2阻害薬です。
ベネトクラクスは B 細胞リンパ腫 2(BCL-2)タンパク質に対し、選択的に結合および阻害するファーストインクラスの薬剤です。
いくつかの血液がんでは、BCL-2 がアポトーシスと呼ばれるがん細胞の自然死または自己破壊の過程を阻止します。
ベネトクラクスは、BCL-2 タンパク質を標的とし、がん細胞で失われたアポトーシスの過程を回復させる作用があります。
BCL-2はfamilyタイプが存在し、各社開発ターゲットとして創薬、臨床試験を進めているところです。
現在の適応は成人の慢性リンパ性白血病(CLL)または小リンパ球性リンパ腫(SLL)ですが、来年に向けて、海外で承認済の急性骨髄性白血病(AML)の適応拡大が見込める状況になってきました。
VIALE-A(M15-656)第 III 相試験
VIALE-A(M15-656)試験はベネトクラクスのAML第 III 相試験です。
二重盲検、プラセボ対照第 III 相 VIALE-A 試験には、計 443 名の未治療の AML 患者さんが組み入れられ、そのうち 433 名が無作為に割付けられました。
本試験では、ベネトクラクス/アザシチジン併用療法群(n=287)の有効性と安全性をプラセボ/アザシチジン群(n=146)と比較評価した試験です。
結果は主要評価項目の全生存期間(OS)および複合完全寛解率(CR+CRi)が統計的に有意な改善を達成したことを発表しました。
OS に関する初回の中間解析で良好な有効性の結果が得られたことから、独立データモニタリング委員会(IDMC)の勧告および事前に作成した中間解析計画に従い、本試験の結果を早期に報告し、試験データを米国食品医薬品局(FDA)およびその他各国の規制当局に提出する予定となっております。
この試験を元に国内申請、承認の流れになるかと思われます。
ベネトクラクスの世界的なピークセールスの見積もりはおよそ1.7 billionと言われており、期待度の高さが見えております。
気になる採用条件は
給与面の条件はかなり良いと評判のアッヴィ。
今回の募集もMRでありながら、想定年収は1200万円までとかなりの高給になっております。
ただし、血液がん、固形がん経験者が優遇されるとの話が出ているので、エージェントに確認をした方が良いかと思います。
この辺りは情報戦ですので、幅広く情報を集めた方が有利に戦えると思います。
採用条件
給与条件は年収800万円から1200万円との話がでております。
研究開発費もロシュに次いで世界2位の投資額です。
この先の新薬もかなり期待が出来るパイプラインです。
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