MR コラム 詳細記事

もしもMRがコロナウイルスの感染源になったら

各地の大学病院をはじめ、地域中核病院からは不要不急の訪問は控えてくださいとの要請があるかと思います。

 

そんな中、都内の大学病院で説明会をめぐるトラブルがあったとの話がありました。

自粛要請があった中、堂々と医局にお弁当を運ぶMRをその大学病院の院長が目撃。

現在、医局棟には大学関係者しか入館を許可していないと大激怒。

その後、院長自ら薬剤部長に報告。

当該メーカーにペナルティがあることはもちろんの事、納入卸にもペナルティを課すとの話にまでなっております。

当然、この卸も心中穏やかではなく、当該メーカーとの協力関係は再考するとの話になっているそうです。

一体、このメーカーはどこまで影響を考えて説明会を実施したのでしょうか。

もしもMRがコロナウイルスの感染源になったら

「競合品メーカーが実施していない、今こそチャンス」とか「今更、説明会のキャンセルなんてできない」など安易な考えで活動しているMRの話を耳にします。

 

ですが、長期的に考えて、現在の状況下で積極的にDTL活動をするMRを信頼するDrがいるのでしょうか。

もし、その説明会の時にMRがウイルスを持ち込んだら、もしくはお弁当業者が持ち込んだらとか考えたりはしないのでしょうか。

コロナウイルスでの風評被害は甚大なものがあります。

実際に国内でのコロナウイルス感染での死亡例が報告された、相模原中央病院の脳外科 高田浩次先生は以下のように投稿されています。

これを見るだけでも、コロナウイルスでの風評被害の大きさが良くわかります。

 

・大学から派遣医師の一斉停止

・医師たち自身の検査の拒否(例えば予定していた、自身の内視鏡検査など)

・当院から出る、採血検体(特殊検査など、当院内でできない検査)の受け取りの困難

・看護師たちのお子様の託児所預かり拒否

・感染伝播にも関わったであろう看護師への非難中傷

・当院職員とのことで卒園式の参加拒否(お子様自身の、です)

・MRさんの訪問拒否

・納入業者の物品運搬は玄関先まで

・自販機の補充拒否

・当院名の入った訪問看護ステーション車の駐車拒否 挙げたらキリがありません。

医療法人によっては、もしMRが感染源と特定されて外来が休止となった場合、外来での収入予定金額を損害賠償請求するとの通達を出している医療法人もあります。

 

いまMRにできること

アビガンなどの説明を要請されたら、それは当然実施することが大切だとは思いますが・・・ 先ずは自身が絶対に得意先にウイルスを持ち込まない事が一番大切なのではないでしょうか。

 

もしも、自身が持ち込んだことがわかったら。

会社への社会的な影響、病院への社会的な影響、そして家族への感染の可能性・・・ 今はリモートかじっくりと耐える時期なのではないでしょうか。

じっくりと職務経歴書や履歴書を見直す時間に充てても良いですよね。

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