薬剤師が年収を上げるには?年収を上げる為のTIPSを6つ紹介。
「薬剤師だけど年収が低くって…」
「どうやれば年収が上るの?」
薬剤師の平均年収は500万円を超えていると言われており、資格別にみても薬剤師はトップ10に名前を連ねていることでも知られています。
確かに、40代以降の薬剤師では年収700万円を超えているケースも多く、中には1000万円を超えているという方もいらっしゃいます。
しかし、中には年収400万円に満たない薬剤師が少なくないことも現実なのです。
年収400万円の薬剤師からしてみれば、「どうやれば年収が上るの?」と考えるのも無理はないでしょう。
ただ、裏ワザではなく、特殊な能力やコネも必要とせず、年収を高める方法は間違いなく存在します。
そう、僕自身も薬剤師ですが、年収をアップさせることに成功したのですから。
あとは、みなさんの行動だけなのです!
そこでここでは、年収を上げたいと考えている薬剤師のために、実際に年収アップに成功した薬剤師の意見から、その方法を詳しくお伝えしていきましょう。
薬剤師が年収を上げるには?年収を上げる為のTIPSを6つ紹介。
薬剤師向け転職情報メディアを運営する合同会社スマスタは、薬剤師100人を対象に実施した、薬剤師の年収アップ方法についてのアンケート結果を公表しています。(PR TIMES:薬剤師が考える年収アップ方法15選!「管理薬剤師」「資格」を抑え1位になったのは?)
僕ダイスケも、このアンケート結果に登場する方法で、実際に年収アップに成功しています。
では、アンケート結果をもとに詳しく解説していきましょう。
薬剤師が年収を上げる現実的な4つの方法を徹底解説!
- 地方の薬局で働く:51%
- 給料の良い中小で働く:47%
- 管理薬剤師になる:42%
- 認定薬剤師や専門薬剤師の資格を取る:32%
薬剤師として働く方の中で、実際に年収アップを成功させた方法についての調査結果には、上記のようなものが見られました。
一番多い方法として「地方の薬局で働く」が挙げられています。
薬剤師の方であれば感じている方も多いと思いますが、薬剤師の人材は不足しているのが現状で、特に地方ではその傾向が顕著です。
そのため、年収アップを目指す薬剤師の中には、地方の薬局に転職している方も多いのです。
実際、地方の薬局は都市部よりも給料が良い印象があり、同じ会社でもエリア限定にしなければそれだけでも給料がアップするケースも珍しくありません。
地方への配属になると、住宅費や地域手当なども支給されることになり、月収は40万円以上、年収がいきなり100万円アップするようなこともあるのです。
次に多い「給料の良い中小で働く」も、薬剤師不足といった視点で捉えた、年収アップの方法であると言えます。
大手を目指したいという方は多いですが、年収をアップさせ続けていくには、一定の役職に就く必要があるでしょう。
社内評価制度で高い評価を得ても、それだけでは大幅に年収アップさせるのは難しいからです。
大手であれば、それだけ優秀な人材も多いために、少ないポストを獲得することは難しいですが、それならば最初から高い年収を提示している中小を狙うことの方が効率は良いのです。
「管理薬剤師」や「認定薬剤師」「専門薬剤師」を目指すことによって、年収アップできたという薬剤師も少なくありません。
「管理薬剤師」になれば手当がつく企業が多く、保険薬局での管理薬剤師は年収800万円が超えていることが報告されています。(過去記事「MRから管理薬剤師に転職することはできる?管理薬剤師になる方法や収入を完全解説」を参照)
また、「認定薬剤師」「専門薬剤師」といった資格を取得することで、資格手当を支給する企業も多く、それらの資格を保有しておけば転職がかなり有利になると考えられます。
薬剤師が高収入を可能にする業種・職種を2つ紹介します!
- MR:57%
- ドラッグストア:30%
薬剤師が高収入を実現できた転職先の業種・職種として「MR」「ドラッグストア」があると、アンケート結果において報告されています。
これから転職を目指す、あるいはすでに転職を考えているという方には、とても参考になる内容ではないでしょうか。
ちなみに、「調剤薬局(10%)」「病院(3%)」と、多くの薬剤師が属している職場ではそれほど高収入を期待できないという結果になっていることも分かります。
さて「MR」ですが、このアンケート結果でもダントツの数字となっていますが、薬剤師が年収1000万円を目指すなら、現実的な選択肢であるように感じます。
実際、僕も薬剤師からMRに転職し、1000万円オーバーを実現させましたから。
MR業界は業界再編や薬価下げなどの逆風も吹いていますが、それでも外資系ではまだまだ1000万円を超える報酬を出しており、内資系企業でも薬局などよりは高い報酬です。
薬剤師として勤務したいなら、「ドラッグストア」がおすすめでしょう。
ドラッグストアは事業拡大を進めている企業が多く、マツモトキヨシやウエルシア薬局、ツルハなどといった全国展開している企業であれば積極的に薬剤師人材を求めており、平均年収は700万円を超えています。(過去記事「転勤と残業が嫌なMRならドラッグストア薬剤師への転職がおすすめ」参照)
そのため、ドラッグストアでは新卒時からすでに高めの報酬が設定されていることも珍しくなく、調剤や店舗業務だけではなく、店舗展開などマーケティング業務などにキャリアアップさせることも可能です。
また、勤務エリアを限定しない場合であれば、最初から高収入が設定されており、手当も豊富であることから、すぐに収入アップを見込めるのです。
僕、ダイスケさんの事例を紹介
僕はもともと薬剤師の資格を保有しており、大学を卒業後には大手製薬会社に就職、MRとして働いていました。
当時の年収は1500万円。
ワケあって早期退職し、薬局の薬剤師に転職。
そこでの4年間はのんびり自分のペースで働けたものの、未経験の薬剤師への提示額は500万円~600万円というもので、年収は激減してしまいました。
しかし子供も大きくなったので、再度、転職にチャレンジ。
45歳を過ぎた転職の挑戦でしたけど、MR転職に強い転職エージェントにおいて、信頼できるキャリアコンサルタントに相談できたことで転職が成功。
年収1100万円超のポジションを見つかったために、今でも満足して働いています!
※詳しくはトップページを参照。
転職をしようと思ったら、以下のエージェントがおすすめ
冒頭から年収アップの方法についてお伝えしましたが、まず自身の職場環境を見渡して判断してみてください。
「そのまま働き続けて、年収がアップするのか」ということを。
「社内には人事評価制度があるから」と感じる方も多いと思いますが、実際に評価が良くなったからといって、どれだけ年収がアップしたでしょうか。
せいぜい月に1万円から数万円程度ではないでしょうか。 上記でもご紹介したように、同じ薬剤師として働く場合でも、地方の薬局であればそれだけで年収が100万円ほど異なることがあります。
ドラッグストアで、エリアを限定せずに勤務すれば、それだけで年収が700万円を超えることもあります。
また、薬剤師のスキルを活かして製薬企業に転職したら、1000万円オーバーも夢ではないのです。
実際、僕もそのような現実を感じていますので、年収アップさせたいなら、やはり転職を視野に進めていくのが正解だと感じています。
僕は転職エージェントのキャリアコンサルタントに相談して、年収アップを実現させましたが、かつて転職エージェント選びでも失敗しています。
そのため、薬剤師転職、MR転職に特化した、実績のある転職エージェントに登録して、うまく転職を成功させることが大切です。
まとめ
薬剤師が年収を上げる方法を、アンケート結果を用いていくつか紹介させていただきました。
薬剤師は人材不足が顕著ですので、うまく転職すれば、それだけで年収アップを実現させることも可能です。
また、薬剤師として勤務するだけではなく、製薬企業のMRとしてキャリアを積むことも、年収を大幅にアップさせるためには重要な選択肢になります。
ぜひ、転職エージェントをうまく活用して、年収アップを実現する転職に取り組んでみてください。
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